ダンベルから始めるのは何故おすすめ出来ないのか
1.ダンベルはフォームを身につけることが難しい
筋トレ初心者の方は筋トレといえば何となくダンベルを持って行うイメージがある方もいるかも知れません。
実際にジムでもダンベルを何となく持って ”こんな感じかな?” と試行錯誤しながら動かしている初心者と思われる方を見かけることがよくあります。
しかしダンベルは自由に動かすことが出来る分、目的とした種目のフォームを身につけていないとただ闇雲に動かしているだけでほとんど ”筋トレ” になっていないと言えます。
重量を扱うウエイトトレーニングとしての筋トレは正しいフォームで行うことが大前提としてありますが他に大事なポイントがあります。
2.ダンベルは適切な重量を見つけることが難しい
正しいフォームで行うことと合わせて、自身にあった適切な重量で行うことが重要です。
いくらフォームが正しくても軽すぎる重量で行っていては筋肉に対して負荷が掛からないので筋力を向上させる、筋肉をつける効果が薄れてしまう、あるいはほとんどない状態になってしまいます。
じゃあ、重いと感じる重量で行えばいいのでは?と思われるでしょうが、勿論そうなのですが重い重量を扱うとなると今度はフォームが崩れてきます。
正しいフォームを維持しつつ重い重量を扱えるところを見つけるのは筋トレ初心者の方にとってはなかなか難しいです。
更に気を付けなければならない点がございます。
3.ダンベルでは無理に重量を扱うとケガのリスクが高まる
ダンベルは重りそのものを左右の手に持って色々な種目を行うわけですが、無理に重いのを持って耐え切れず手を離してしまえば当然落下しまうわけでそれが足元に落ちてしまったり、手首や肘や肩を捻じってしまう等力量に見合った重量を扱わないとケガに繋がるリスクが高いです。
勿論軽いダンベルであればその心配は少ないですが、種目によってはそれなりの重量を扱うことになるので初心者の方がジムに入会して、まずはダンベルから始めるということはあまりおすすめしません。
最初はパーソナルトレーナーから基本を教わるべし
じゃあダンベルをやるにはどういう流れがいいのかですが、これはちゃんと基本がわかっている人に教わってから始めるようにしましょう。
あなたが使うジムトレーナーに聞いてみるのも良いですが、ジムによってはそこにいるスタッフが必ずしも筋トレに詳しいとは限りません。
スタッフもちゃんと筋トレを熟知している人も勿論いますが、まだスタッフに成り立てで研修を受けたばかりの新人スタッフの可能性もあります。
新人スタッフがその場しのぎで何となく説明してしまい、でも初心者のお客様はそれが正しいと思い、変なフォームややり方でその先も続けてしまう何てことも有り得ます。
最初にしっかりと各種目の正しいフォームや自身に合った負荷を知り、その後のトレーニングを充実させる為にもパーソナルトレーナーにお願いするのがおすすめです。
ダンベルは正しい使い方がわかれば最高の筋トレツール
ここまで、ダンベルは初心者の方にはおすすめしないと厳しめに書いてしまいましたが、筋トレの効果を効率良く出していく為に、またケガのリスクを回避する為の私なりのアドバイスであった旨ご理解頂ければと思います。
でもしっかりと基本が身につけばダンベルは最高です!
全身の各部位を目的にした種目も多数ございます。
ジムでの筋トレは勿論、購入して家トレで行うと言った選択も有りかと思います。
結論
筋トレ初心者の方は最初にダンベルの使い方を専門の人(パーソナルトレーナー等)から教わってから始めましょう。
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