今や筋トレとプロテインは切っても切れない仲というか、セットで考えられているほどの存在です。
でも筋トレ初心者の方は
”わざわざ摂らないといけないの？” ”摂らないと筋肉つかないの？”
という疑問があるかも知れません。
なぜ筋トレにはプロテインなのでしょうか？
そもそもプロテインって？
ここで話を進めていくプロテインとはサプリメント（栄養補助食品）として販売されているプロテインパウダーのことです。
袋やでかいボトルに入って売られているあれです。
それが皆さんが想像するサプリメントとしてのプロテインですが、本来プロテインとは日本語で ”たんぱく質” のことです。
何か違うのでしょうか？
たんぱく質であって特別なものではない
サプリメントとして販売されているプロテインパウダー（わかりやすくプロテインパウダーとしておきます）もいくつかの種類があるのですが、主に市場に出回っているのは大きく2つです。
- ホエイプロテイン・・牛乳から抽出したホエイをパウダー状にしたプロテイン
- ソイプロテイン・・大豆を原料としパウダー状にしたプロテイン
その他のプロテインや更に細かく分かれたものもありますが、まずは大きくこの2つを知っておいて下さい。
要はプロテインパウダーと言っても牛乳や大豆から抽出されたものなので何も特別な食品ではないです。
今ではとんでもない勘違いをする人はほとんどいませんが、以前は筋肉増強剤のステロイドと混同して
プロテインを飲んでいる＝やばい薬に手を出している
”あの筋肉の付き方が凄いから、あいつきっとプロテインをやっているな”
ととんちんかんなことを言われた時代も過去にはありました。
プロテインは単なる栄養補助食品です。
プロテインがダメなら乳製品や大豆を一切口にしてはいけないということになってしまいます。
ステロイドとは全く別物です（ステロイドはオリンピックや多くのスポーツ大会で禁止されています）。
食事からも摂取している
プロテインパウダーを特に飲まなくても我々は食事からたんぱく質、すなわち ”プロテイン” は摂取しているわけです。
お肉、お魚、卵はもちろん乳製品、お米や麺類にも含まれていますし野菜類にも含まれています。
実際、世の中の人達が皆プロテインパウダーを摂取しているわけではないですよね？
通常の食事からもたんぱく質は摂れているわけです。
なぜプロテインパウダーを摂るのか
ではなぜ筋トレに励む人達は食事でも摂れているプロテインをわざわざ更に追加して、プロテインパウダーで摂取するのでしょうか？
たんぱく質だけ摂れる
食事でたんぱく質の豊富なものをしっかり摂ればプロテインパウダーは飲まなくてもいいのでは？
と聞かれることがあります。
確かにそうです。
食事でしっかり摂る、これは何より一番大事なことです。
ただ筋トレに励み筋肉をしっかりつけていきたいという人達にとっては食事だけで補うのがなかなか難しいのです。
”体重×2グラム”
これが筋肉をしっかりとつけていきたい人に一般的に推奨されるたんぱく質の1日での摂取量です。
あなたが体重６０ｋｇなら６０×２＝１２０
１２０グラムです。
通常の食事、例えば標準的な１回の定食で大体２０～３０グラム位のたんぱく質が摂取出来ます。
そう考えると１２０グラムをクリアするのちょっと大変ですよね？（６０ｋｇの人の場合）
じゃあ何とか追加で食べようとしても、
”少食なのでこれ以上食べられない”
”たんぱく質だけ都合よく摂れる食材が少ない（糖質、脂質が漏れなくついてきてしまう）”
といった問題が出てきます。
そこで役立つのがプロテインパウダーなのです。
種類にもよりますが中身はほぼたんぱく質のみで糖質、脂質の含有量はごくわずかなのでたんぱく質だけを都合よく摂取出来ます。
手軽に摂れる
プロテインパウダーは水やドリンクに混ぜて飲むだけです。
１回の定食で摂れる２０～３０グラムのたんぱく質をあっという間に摂れてしまいます。
あなたが体重×２グラム分のたんぱく質を摂取するために例えば夕食も済んだ後、寝る前に計算してみたらあと２０グラム摂取が足りないとして、そこからもう一食定食食べられますか？それはきついですよね？
でもプロテインパウダーを水やドリンクでシェイクして飲むだけなら手軽に出来ますよね？
リーズナブルに摂れる
プロテインパウダーが重宝される理由として大きなウエイトを占めるのがこの部分です。
通常の食事からでは足りない分のたんぱく質を更に食材のみで補うことは出来ないことはないと思いますが（大変だと思いますが）、かなりの食費がかかってしまうはずです。
でもプロテインパウダーであればどんな食材よりもリーズナブルにお安く必要量のたんぱく質を摂ることが出来ます。
筋肉作りは１週間や１か月で完結するわけではありません。
継続的にたんぱく質の摂取を続けていくためにもプロテインパウダーは欠かせないマストアイテムと言えるのではないでしょうか。
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